基礎コースのカリキュラム


講座のおおよその内容を「版画HANGA百科事典」で読むことが出来ます。


講座名 コマ数 講座の内容 「版画HANGA百科事典」対応ページ
1.入門講座 3 ■版画、銅版画の技法講座
■基本の用具説明
色々な作例を紹介し、版画、特に銅版画の特色を学びます。

■基本的な版の準備
■ドライポイント
■エッチング
銅という素材に慣れて頂くために、最初にドライポイントとエッチング、2枚の版画を作ります。

■基本の刷り
時間の許す限り刷りに時間をかけて、紙やインクの個性について学びます。

4つのポピュラーな版画
版の形式の話
ドライポイント道具編
ドライポイント実践編
エッチング道具編
エッチング実践編
基本の刷り
2.エッチングと混合技法(間接法)研究 ■エッチング、アクアチントと、ソフトグランド、ディープエッチング、マジックインクなどのマチエール研究
腐蝕銅版画(間接法)に絞って、エッチングと併用していろいろな銅版ならではの「マチエール(画肌)」の作り方について学びます。腐蝕液の性質についても、塩化第二鉄と硝酸との違いなどを研究します。

■雁皮刷り
銅版画ならではの、和紙を使った「雁皮刷り」を初めて体験します。

ソフトグランド
ディープエッチング
マジックインク
アクアチント
雁皮刷り
3.直接銅版に工具を使って彫る技法(直接法)研究 ■メゾチント、ルーレット、ハーフトーンコームその他直接法の研究
銅版をあらかじめ目立てして、スクレッパーなどで削って出来る深い階調をつくります。ここで、新しく使う工具と使い方のの説明も行います。

■刷りの紙による比較
直接法は特に刷りによって表現が左右されます。作品を見ながら、どんな刷りが技法に合っているのかなどを研究します。また、「面の表現」をこの直接法によって表現出来るようにします。

紙とプレスの話
4.これまでの応用 ■自由な技法を使って制作
最後に、これまでの応用として、各自エッチング、ドライポイント、アクアチント、ルーレットなど自由に使って制作します。色を使ってみたい方は、2版の多色刷りを行います。

■見当の付け方
■多色刷りの方法
■色の出し方
これまでの復習をかねて少し大きめのサイズで制作します。色刷りは、多版多色刷りの技術的な方法をまなびます。墨版と色版の関係、色版の作り方など、個別に指導します。

見当の付け方
多版多色刷り

戻る